【経営者が語る】儲かるビジネスの5つの特徴!独立起業したいあなたへ

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みなさんもできれば儲けたいですよね。

儲かるビジネスは時代とともに変わっていきますので、どのようなビジネスで稼ぐことができるのか本当に悩ましいことだと思います。

特に独立起業を考えている方でしたらなおのことでしょう。

 

【経営者語る】というなんとも仰々しいタイトルですが、私は別に大きい会社の舵取りをしている訳でもありませんし、経営者らしいことをしている訳でもありません。むしろ超労働者です。

ただ零細企業を運営している中で、それまで全く考えもしなかったことにいくつも気が付きました。

まぁ儲かるビジネスについて語っている人はだいたい同じことを言っているので、目新しい内容ではないと思いますが、参考程度にしていただければ幸いです。

 

在庫を必要としない

正直、在庫は持たないに越したことはありませんね。

まず保管しておく専用の倉庫や在庫置き場が必要で、借りていればお金もかかりますし管理もしなければなりません。でもこんなことは今から書く内容と比べたら大したことではないです。

 

在庫は資産ですがそこにあり続ける以上、売り上げには貢献してくれていません。当然ながら、その商品を欲しいと思って買ってくれる人がいなければ、出ていかないわけです。

どんなに小さいものでも1つの「モノ」ができるまでに原材料費、人件費や水道光熱費などの販管費がかかっており、会社のお金は外に出ていっていますから在庫をさばかないと経営状況が悪くなり兼ねません。

 

会計上、売れ残ったものを作るのにかかった費用(材料費など)は、翌期以降に販売された時にしか費用にすることができません。つまりその分、利益が増えるため税金を多く納めるハメになります。みなさんも決算セールで商品を購入したことがあると思いますが、赤字覚悟で安く売るのはそのような理由のためです。

しかしながら、1度でも安く売ると消費者は「どうせ買うなら安い時に買おう」という損をしたくない心理が働き、販売店は定価で売ることが次第に困難になっていきます。

 

それで売れ残ったものはどうなるか。そのまま置いておけば資産ですからがっぽり税金が取られるということは先ほどご説明しました。選択肢は「捨てる」という1択ですね。

アパレル業界なんか特に酷くて、日本の衣類廃棄量は年間約100万トン(2016年経済産業省の調べ)らしいです。商品点数にして約30億着。流行り廃りのある衣類は仕方のないことだと言ってしまえばそれで終わりですが、単純に生産コストを下げるために作り過ぎているのだと私は思います。

 

大量の焼却は環境にも悪いです。まぁ売れ残ったものが全て廃棄・焼却されるわけではありませんが……

 

「じゃあ頑張って売って在庫を抱えない努力をしろよ」という冷たい言葉が飛んできそうですが、もう昔のように作れば作るだけ売れるなんて時代は終わっています。

だから、製造業であればできる限り在庫を抱えない程度に作り、小売業であれば売れる数量を予測して在庫を抱え過ぎないよう仕入れなければなりません。でも同じ商品が売れ続けることなんてほぼないため、それはなかなか難しいことなのです。

 

また、災害や商品の劣化で価値がなくなるリスクもあります。いわゆる商品の価値がゼロになるという「損失」です。

地震で建物が倒壊して商品が壊れたらただのゴミになりますし火災で燃えてしまうことだってありますよね。昨年の西日本豪雨では、精密機械などが水に浸かり使い物にならなくなってしまったこともあったようです。

実際私のところも、20年ほど前にあった大きな地震では、棚に飾ってある商品や制作途中のものが床に落ちて、たくさん割れてしまいました。当時のことを親に聞くと、地震保険には入っていたものの補償範囲外だったみたいです。最悪ですね……地震の対策を講じていない大きい事業所は相当な被害があったと思われます。

 

それに、在庫があると棚卸資産の計上も面倒です。原価計算をして、在庫を1つ1つ数えて、仕掛品の計算もして……小さい会社でも大変なのに大企業となるとそれだけで何日もかかるでしょう。厄介なことに、棚卸自体は直接利益を生む行為ではないですからね。

確かに、原価計算は経営状況を知る上でとても重要ですし、棚卸は自社にどれくらいの資産があるのか把握できるので、無駄な行為ではありませんが、そもそも在庫を必要としないビジネスならする必要はありません。

 

要するに在庫はできる限り持たない方がよく、在庫を必要としない商売であれば儲けやすいということです。

在庫を持たないコンサルティングやネットビジネスは、上記のような問題はないのでそれだけで有利に戦えます。

ちなみに在庫を持っていても、そのうち確実に売れてなおかつ全く劣化しない丈夫な「モノ」であれば、持っておいても問題ないでしょう。

 

機械を使っている

経営者の立場からすると人件費は本当に頭を悩ませることです。

昨今の大量リストラの様子を見ていただいたら分かるように、経営状況が悪い会社は、まず広告宣伝費を減らし、その次にリストラを行い人件費を減らします。

みなさんご存知の通り、リーマンショック後、約2,300億円の赤字陥った日産自動車も、カルロス・ゴーン氏が4万人もの従業員の首を切ったことでV字回復を果たしました。

 

たいして売り上げに貢献していない人を使うより、機械を使った方がよっぽどいいわけです。もちろん初期費用とメンテナンス代はかかりますが、機械は人間のように文句も言いませんしサボることもありません。

それに、資産を購入すれば節税にも繋がりますから機械を導入するメリットの方が大きいでしょう。たとえば、40年間働いて、毎年400万円の給料をもらっていた人がいるとしたら生涯年収は1.6億円です。このたった1人のために支払う1.6億円ものお金を、全て設備投資に回すことができると、場合によれば何10人分もの役割を果たしてくれる可能性もあります。

 

わざわざ、効率の悪い人間を使うのは実に馬鹿げた話です。人件費がネックで経営が上手くいっていない会社は、機械でもできる商品を作っているのであればどんどん機械化した方がいいでしょうね。その方が断然儲かりますよ。

逆にまだまだ機械にはできないほどの職人技や、あえて手仕事にすることで価値を生むような仕事は人間がやるべきでしょう。それから単純作業もそうですね。たとえば、ものすごくシンプルな「物をつまんで別のところに置く」という作業なんて人間には簡単ですけど、ロボットには容易ではありません。

 

人間はその物を見ただけで、いちいち考えることなく絶妙な力加減で物をつまめます。少しでも力加減を間違うと壊れてしまうような、繊細な物であればあるほど難しいでしょうね。もちろん技術的には可能だと思いますよ。でもそういうハイテクな機械は価格が高いですから、人間を使った方が安上がりでしょう。

単純労働というのは人件費も安いため、機械を使うほどのことではありません。言い方を変えると、単純労働者の賃金が大幅に上がれば機械に代替される可能性が高くなるという事です。

 

機械というのは何も、みなさんがイメージするような自動車の産業用ロボットだけではなく、身近にあるパソコンもそうです。パソコンさえあれば自宅にいても仕事ができる現代社会ですから、これを使わないのは非常にもったいないです。

経理の事務作業1つとってみても、昔のように種類の多い勘定科目を調べながら帳簿に書かなくても、今はキーボードを打てば勝手に仕分してくれますし、自動でそれぞれの帳簿に転記してくれます。データを元にした様々なグラフもすぐに手に入ります。

 

何かと理由を付けて、機械を頼らないのは自分で自分の首を絞めることになると思います。人件費を抑えるのと作業時間の短縮は、儲ける上でとても重要です。

 

リピートされる

やはり定期的に買ってもらえる商品、あるいは定期的に利用してくれるサービスは、儲けやすいです。

理由は単純。毎月一定の収益が見込めるから。

私もみなさんも、空腹になればお腹を満たすため食糧を求めますし、1日に何回もトイレに行くと思います。となれば、食料品やトイレットペーパー絶対に売れますよね。まぁ世界は広いもので水だけで生活している人、自分の手でおしりを拭く人もいらっしゃいますから一概には言えませんが……

 

家電は10年20年普通に持ちますのであまりリピートされないですね。コピー機を作っているメーカーなんかは本体を安く買えても、定期的に買う必要があるインク代で儲けていますからずる賢いですよね。コーヒーメーカーもまた然り。要は日常で使う衛生用品や事務用品などの消耗品がリピートされます。

私の仕事(陶磁器製造業)なんてほぼリピートされません。1度買ってもらったらそれっきりという場合が多いです。陶磁器って丈夫ですからね。どれくらい丈夫かと言いますと、土の中に2万年眠っていてもほぼ原型をとどめているくらいです。しかも、1000℃を超える熱にも耐えられ腐食もしません。そんな陶磁器の唯一の弱点は衝撃。

 

きじとら君
きじとら君

器を落としたり何かにぶつけたりして割れない限り、リピートされないんですよ……トホホ……

 

だから、そういった意味ではこの職業を選んでしまって後悔しております。とは言え、ある程度丈夫なものでないとお客さんに「こんなすぐ壊れるもの2度と買うか!」と自分の作った商品を選んでもらえなくなるので、なかなか難しいものです。

 

消耗品以外にもたくさんあります。

みなさんが毎月支払っているものを思い出してみて下さい。スマホ料金、家賃、公共料金、生命保険……こういったものは「少し高いな」と思いつつも、それほど意識することなく当たり前のように支払っているのではないでしょうか。

 

家賃も光熱費も生きていく上で必要ですから仕方がありません。他にも、会員制のエステサロン、スポーツジムもそうです。実は昔からあるピアノや書道教室みたいな習い事も月謝制にすることで、休むと損をするからなるべく毎回行こうという気持ちにさせて、抜け出しにくくさせています。

やればやるほど上達するから面白くなって辞めたくなくなりますからね。不適切な表現かもしれませんが、ビジネスとはそういうことです。

 

お客さんに、それなしでは生活が困難になる、あるいは豊かな暮らしができないと思わせられるような商品やサービスを提供できなければ、儲けるのは難しいです。基本的なことですが、当月の売上が100万でも翌月が10万、翌々月が20万ではダメで、それなら毎月毎月50万円でも確実に売り上げが立つビジネスの方が、長く続けられます。

 

ライバルが少ない

ライバルも少ない方がいいですね。

陶磁器業界は、全国各地のそれぞれの産地にライバルがひしめき合っております。私のところの産地はおおよそ100軒くらい同じ地域に集まっていて、競合他社がめちゃくちゃ多いです。

 

だから、このようなところで新規に勝負を挑むのは無謀とも言えます。そりゃ技術やずば抜けたセンスの持ち主なら戦えないことはないですが、あえてライバルの多いところ行く必要はありません。

まぁ産地というのは、ブランドが確立していれば相乗効果で全体に仕事が回ってくることもありますが、それでも基本は取り合いですね。力があるところがかっさらっていきます。

 

コンビニの同士の潰し合いを見ているとよく分かると思います。商圏人口の少ないところに店ばかりたくさんできてもどこかが潰れるのは目に見えています。

あえて衰退している産業に飛び込んでみるのも1つの作戦かもしれませんね。市場縮小の業界は新規参入する人よりも撤退する人の方が多いですからね。

 

それから「儲かるビジネス」「稼げる仕事」的なキーワードで検索すると、特定の職業を挙げて、こういう理由だから稼げるみたいな感じで書かれているサイトがよくあります。

う~ん、間違ってはいないんでしょうけど、そこに載ってある時点で既に稼げないくらい参入している人が多いですし、本当に儲かる仕事なんか誰にも言いませんよ。

普通にみんな考えることは一緒なので、儲かる儲かると言われている仕事は、ライバルだらけなんですよね。

 

世の中には儲かるビジネスをいち早く嗅ぎ付けて、ぼろ儲けした後にそそくさと別のビジネスに移っている人がいます。誰しもが儲かると分かって参入したころにはもういないわけです。常にアンテナを張って、世間の動向を注視していないと見つけられるものではありません。

要するに、誰かの発言に振り回されてビジネスをするのではなく、自分の頭で考えて探し出す、あるいは自ら生み出すというくらいのものがないと稼ぐのは無理です。そのような理由で私は、特定の職業、仕事が儲けられるというようなことは一切書いておりません。

 

利益率が高い

これは最も重要なので言うに及ばずですが、利益率が低いビジネスには手を出さない方がいいです。

商売を継続していくのが極めて難しくなります。たとえば年間売上が同じ1億円だとしたら、利益率(営業利益)が10%のところよりも20%のところの方が1,000万円も多く儲かります。

 

営業利益率(%)=営業利益÷売上高×100
営業利益=売上高ー売上原価ー販管費

 

具体的な例をみると、

<A社>売上高5,000億円(営業利益率2%)

営業利益→100億円

<B社>売上高800億円(営業利益率15%)

営業利益→120億円

 

ご覧の通り、売上高は多いが営業利益率の低い<A社>よりも、売上高は少ないが営業利益率の高い<B社>の方が最終的な儲けは20億円も上です。

つまり<A社は>原価の割に売っている商品の価格が安いか、人件費や広告宣伝費などの経費がかかりすぎているかのどちらかです。

 

薄利多売よりも、少なくてもいいので高単価のものを確実に売っていく方が安定して事業を続けられます。

1円でも多く利益を出して会社に貯めていかなければ、何か問題が起こった時に、倒産のリスクが上がりますからね。また、その資金を設備投資に回せば、事業を拡大していくことも可能です。

 

ちなみに日本の企業は全体的に営業利益率が低く、約10%も出せば優良企業と言われています。まぁ業種によって様々ですけど……

人を雇わなくてもいいような、パソコン1台と自分の体さえあればできるビジネスが利益率が高いでしょう。パソコンすらそれほど必要でないフリーの芸能人って最強ですね。あとトップレベルのスポーツ選手も。

 

まとめ

【儲かるビジネスの5つの特徴】

1.在庫を必要としない
2.機械を使っている
3.リピートされる
4.ライバルが少ない
5.利益率が高い

 

私が経験してきた中で特に重要だと感じたのは上記の5つでした。だから、これ以外のことが重要だと言う人も当然いるので、今回ご紹介した5つが全てではありません。

本当かどうか分かりませんが、開業してから10年後の企業生存率は6.3%と言われております。つまり94%の会社が10年以内に潰れているということ。「さすがにこれはないやろ」って感じですね。だって周りの会社で廃業したという情報なんか滅多にないですもん。

 

私は統計データはあまり信じていないので、実際はもっと生き残っていると思いますが、それでも長い間、商売を継続するというのは一筋縄ではいきません。

しかし、独立起業の際には上記の5つを参考にしていただいて、時代の変化についていけるよう日々の勉強を怠らなければ、儲かるビジネス探し当てて運営していけると思います。

 

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